ジジの落書き(仮) ~ラブドールのレビューとか口コミとか何か色々~

【仔ドラ's Report】色移り調査レポート

先日、職人メイクのインタビュー等でお馴染みのHN:仔ドラさんから、こんなメールと共にレポートをお送り頂きました。

先日お話していた色移りレポートの纏め直しが終わったので、お送りいたします。
結論からお伝えすると、軽く7000文字弱ありますのでご注意ください(「゚Д゚)「
(中略)
こちらのレポートに関しまして、仮説に基づくものとはいえ
ドールオーナーの天敵である色移りを少しでも防ぐ事が出来るかもしれないので、
ブログ等に掲載して頂いて、情報を広めていただいても大丈夫です。
Q&Aなども必要であればお答えいたしますので、疑問点や疑問になりそうな点などはご連絡いただければと思います。
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色移りに関しては当ブログでも「ラブドールの色移りについて」で対処方法についてまとめておりますし、オイルブリードと色移りの関係性に言及しているコメントもあるので、お急ぎの方はそちらのほうがてっとり早いかと思いますが、そもそも色移りとはなんぞや、どんなメカニズムで発生しているのか、そういった点に着目した記事はなかったので、なかなかに興味深いレポートと感じました。

7,000文字近い力作となっておりますが、お時間のある方はぜひご一読頂ければと思います。

それではこれ以降、「感想」まで仔ドラさんの「色移り調査レポート」となります。
(文字装飾等は許可を得てこちらで実施しました)

色移り調査レポート

これは全てのドールオーナーにとってのトラウマ、最大の敵である色移りに関する研究結果をまとめたレポートである。

最後に簡潔に纏めてはあるが、メカニズムを知っておくことで僅かでも色移りの危険を回避し、新たな対策に繋がる可能性もあるのでしっかりと読んでいただきたい。

全てはドールオーナーの為に、ジークドール!(「゚Д゚)「

真面目に書こうと思ったら三行で飽きたので、ここからは仔ドラ's Reportを書き記していこうと思います。

まず一番大きな結論として、色移りを絶対に防ぐ方法は白以外着せない(あるいは根本的に着せない)、という方法しか存在しない。

この前提の上で、様々なデータや各種論文、過去の偉人(ドールオーナー的な意味で)達の足跡(という名の被害報告)から得られた情報を基に、色移りのメカニズムを推定、推察。それに伴う『限りなく危険性をゼロに近づけるための対抗策』を考察していこうと思います(´・ω・`)ナガイヨ?

第一項 そもそも色移りとは

ここではドールではなく、本来の意味での色移りに焦点を当てていく。
本来の意味での色移りとは?
→洗濯をしたときに、色の濃い服から白など色の薄い服へ色素が移ってしまい染めてしまう現象を指す。

これは多くの方が知識として知っている、あるいは経験をしたことがあると思う。
ではどういったメカニズムで発生するのか?
こう聞かれると、答えられない人は意外といると思う。一見ドールに関係なさそうに感じるやもしれないが、この後の推察に関わってくるので読むように(´・ω・`)イイネ?

まず、色移りの原因になるのは一言でいえば洗剤であり、具体的には洗剤の中に含まれる『界面活性剤』と呼ばれる成分である。

界面活性剤とは?
→簡単に言うと、汚れ(主に油分)と水を合体させる成分である。

これはアルファベットの『T』や画鋲のような形状をして、Tの上の横棒部分が水と溶けあう成分、下の縦棒部分が油と溶け合う成分で構成されている。
※以下、この項では界面活性剤を『T』と称する。

これがどうやって油汚れを落とすかというと、『T』の油と溶け合う部分が油にたくさん突き刺さり合体します。
そうする事で、本来水と交わらない油の表面が『T』の水と溶け合う成分に覆われ、布から剥がれて水に溶けていく=汚れが落ちる、というのが洗剤が汚れを落とすメカニズムである。
しかし、ここで問題が生じる。
この『T』は汚れだけでなく、衣服を染めている染料にも突き刺さってしまうケースがあるのである。
こうして『T』によって浮き上がった染料が水に溶け、色のついた水によって白い服などに定着してしまうことによって色移りが発生するのである。
余談だが、人間がどんな色の服を着ていても肌に色が移らないのは、こういった理由でもある。
汗の代わりに界面活性剤が肌から出てくる人なんておらんよね……?(´・ω・`)

第二項 なぜドールに移るのか

ここからが本題である。
結論を先に述べるならば、基本的なメカニズムは衣類同士で起きる色移りと同じである。

『まさか……うちの子は身体から界面活性剤を発生させているのか……?(;゚Д゚)』
――と、考えたのなら、とてもいい勘をしている。
正確に言えば界面活性剤ではないが、似たような働きをしてしまう成分をドールが発してしまっているのである。
そう、みんなご存じオイルブリードである( ゚Д゚)

ドールから発生したオイルが衣服の繊維に浸透すると、繊維を染めている色素と融合。いうなれば『色のついたオイル』に変質する。
この色のついたオイルがドール本体に再吸収され、定着してしまう。というのがドールの色移りのメカニズムだと推測される。
仔ドラさんがどうやってこの推測にたどり着いたのか、その裏付けは。というのは長くなるので次の項に(っ´・ω・)っ

第三項 推測と裏付け

なぜオイルが原因だという仮説が成り立ったのか?
この項では二つの観点から掘り下げていこうと思う。

第三項一篇 色移りの治療法からの推測

いざ色移りが起きてしまったときの対処法は、ジジさんのサイトをはじめいろいろな人が纏めているが大きく分けて以下の通り。

  • 自然治癒
  • ワセリン(TPEに限る)
  • キッチンハイター
  • 過酸化ベンゾイル(色抜き剤)

これらの治療法の観点から、色移りの原因がオイルであると想定して解説していく。

・自然治癒はなぜ起きるのか?
これは主にうっすらと『移った……の、かな……?(´・ω・`)』という程度だと、いつの間にか消えてしまうという現象。
これはおそらく、色移り部(色のついたオイル)が他のオイルと共に表面にブリードし、その時着せていた服やシャワー、パウダーなどでどこかに旅に出てしまったことによって、自然治癒(自然消滅)していると考えられる。

・ワセリンでなぜ消えるのか?
これは主にTPEに限った治療法であり、色移りした直後に限り有効とされる治療法である。
ワセリンとは石油由来の炭化水素類を漂白した保湿剤の一つで、と詳しく説明する必要は特にないのでカット。
簡単に言うと、『石油由来のオイルを使った薬品』です(´・ω・`)
ドールに対しては、主に関節などの伸縮、可動頻度の高い部分に塗り込むことにより耐用年数を伸ばすメンテナンス品として用いられることが多いものである。
※代用品としてベビーオイルを使うオーナーさんもいますが、あれも鉱物由来のオイルで根っこは似たような物です。
具体的なメンテナンスの内容としては、ワセリンのオイルをTPEに浸透させることで、経年で抜けていくオイルを補充し、伸縮性や復元性を保つことが目的である。
これはワセリンに含まれる石油由来のオイルと、TPE精製時に使用されるオイルの成分が酷似しているために可能なメンテナンスだと言われている。
身も蓋もない言い方をすると『給油』である。
そう、給油なのだよ!これがミソ!( ゚Д゚)
つまり、色移り(色付きオイルがTPEに浸透)して間もないタイミングにワセリンを塗り込むことにより、色付きオイルがところてん式に押し出されて表面に移動、拭き取る事で治療される。と推測できる。
※水でいっぱいのコップにさらに水を注いだらあふれるイメージ

・キッチンハイターでなぜ消えるのか?
色移り治療の定番、キッチンハイター。
こいつの主成分は次亜塩素酸ナトリウムと言われる成分で、こいつはタンパク質や脂質のみならず、様々な有機物を酸化させて分解する、という性質を持っています。
脂質、つまり油。あとはわかるな……?(´・ω・`)
ちなみに素材を休ませずにハイダー漬けにすると肌荒れのような現象が起きるのは、オイルのみならず他の成分も酸化させてしまっているか、あるいは必要以上にオイルを酸化させてしまっているのかという仮説はあるものの、TPEの詳細な成分表がないので詳細は不明。

・過酸化ベンゾイルでなぜ消えるのか?
過酸化ベンゾイルとはニキビの治療薬などに使われる成分だが、実はドール用の色抜き剤の主成分もこれである。
あまり関係ないので簡潔に記すが、ニキビの原因はホルモンバランスの乱れなどにより毛穴が詰まり、そこに古い角質や皮脂が溜まってしまうのがきっかけである。
これに加えて、人の肌にはアクネ菌という常在菌がおり、実はこいつらは油が大好きなメタボ予備軍なのだよ(´・ω・`)
こいつらが溜まった油に集まる事で炎症を起こし、いずれは中に膿が溜まり悪化していくというのがニキビの流れである。
そう、ニキビにも油がかかわってくるのだよ( ゚Д゚)
さて。過酸化ベンゾイルがどのような働きをするかと言えば、これも実はキッチンハイター同様、酸化作用がある。
キッチンハイターとの違いは、余計な成分(漂白、消毒など)が含まれていない為に成分純度が高い事、酸化のみならず変性させる効能などもあるといった点が挙げられる。
そのため、キッチンハイターと比べて短時間で色抜きが出来るため、素材への負担も少なく、対色移り最終兵器ともいえるだろう。

・まとめ
さて、お判りいただけただろうか?
ここまでに挙がった対処法の全てが、油に対して何らかの効果や関係性を持っているのである。
こういった点から、ブリードしたオイルによる影響であるという推測の裏付けに繋がる。

第三項二篇 衣服の側からの推測

今度は衣服における観点(対処法、移りやすさの噂など)から見ていこう。
まず、ドールの色移りについてよく耳にするのがこういった内容である。

  • 色の濃い拭く服は移りやすい
  • 綿とかの素材は移りやすく、化学繊維は移らない(移りにくい)
  • 事前につけ置きすれば大丈夫
  • ストッキングを貫通した

他にも色々あるものの、ひとまず解説しやすいこの四つから掘り下げていく。

・色の濃い服は色移りしやすい?
概ね正しい認識ではあるが、厳密に言えば異なる。
衣服の色移りのしやすさ(色の落ちやすさ)は、JIS規格で定められた『染色堅牢度』という項目に依存する。
この数値は公表されていないので一般人が知る術はないが、色が濃くても染色堅牢度が高ければ色移りしにくいのである。
――が、実際の所は濃い色の衣類は(薄い色もものに比べて)仕様染料が多い為、結果的に染色堅牢度も低くなってしまう。
とはいえ、これはあくまで衣類同士の色移りの世界の話である。
ドールの色移りの原因がオイルだと仮定した場合、色の濃い服は(移った時に)目立ちやすいだけで、染色してある以上どんな色も移る危険性を秘めている。と思っておくほうがいいだろう。

・綿とか植物繊維は色移りしやすい?
これも概ね正しい認識ではあるが以下略。
なぜ植物繊維は移りやすく、化学繊維は移りにくいと言われるかといえば、これは染色方法が異なるためである。
まず、綿や麻のような植物繊維は、染料の中に生地を浸して染色する、という方法を用いる。
植物繊維は吸水性が高いため、昔から使われている効率的な染色方法ではあるが……あくまで繊維が色を吸い込んでいるだけなので、色素の定着率はあまり高くない。
また、吸水性が高い=吸油性も高いので、ドールに対しては危険な素材であるといえる。
次に、ポリエステルやナイロンといった化学繊維は、高温高圧を加えて(いわば力づくで)染色するため、色素の定着率が高くなるのである。
とはいえ、同じ化学繊維でもポリエステルには120度ほどの高温で染色するが、ナイロンは100度程度で染色するため、定着率は下がる。
植物繊維に比べると吸水性は低いが、全く吸わない素材ではないので油断は禁物。あくまで『植物繊維より多分マシ』程度の認識にとどめるべきだろう。
なお、(衣類業界では)綿65%ポリエステル35%のような混紡素材は色移りしにくいと言われているが、根拠ははっきりしていない。
これは糸の精錬方法や染色方法、染色素材など、果てしない組み合わせが存在しているため、その道の専門家でも移りやすい、移りにくいといった法則は特定できていないのが現状である。

・事前につけ置きすれば大丈夫?
ここまで読んだ方なら察しがついているかもしれないが、『ちょっとはマシになるかもしれない』程度である。
水に溶ける程度の定着率しかない染料は事前に抜けるものの、様々な報告を聞く限り、オイルは水や洗剤よりも染料を融かす能力が高いと考えられる。
そのため、事前のつけ置きで色が抜けたとしても、真っ白に漂白しない限りは移る危険はあるので油断は禁物である。

・ストッキングを貫通して移ったとか聞いたけど?
これもオイルが原因だと考えれば容易に察しが付く。
知っての通り、ストッキングは吸水性が高く、記事が薄いものも多い。
そのため、オイルがストッキングを通って衣服に染み込み、また戻ってきてドールに定着する可能性は十二分にある。
また、ストッキングそのものの色がドールに移る危険もあるため、この点も注意が必要である。

第四項 オイルの性質と色移りへの対策

推測に推測を重ねたような内容ではあるものの、ここまで読んだ方には色移りの原因がオイルなのでは?と思っていただけたと思う。
そのうえで、この項目ではオイルの性質と、それを加味した具体的な対策法を考えていく。

まず大前提として、これだけは覚えておいてほしい危険な性質がある。
それは、ブリードするオイルは『不揮発性』である、ということ。
不揮発性とは空気に触れても気化しない特性で、主にマッサージで使われるオイルなどが持っている性質なのだが、ドールのオイルもこれである。
空気に触れても気化しない、すなわち『放っておいても時間経過で蒸発しない』のである。

これの何が危険か?
例えば黒い服をドールに一度着せたとする。そして脱がした後も無事、色移りしていなかったと仮定しよう。
しかし、ここで一つ問題が起きてしまう。着せていた黒い服にオイルが付着してしまっていたのだ。
こうなると、時間経過で付着していたオイルが蒸発せず、徐々に染料を融かして黒いオイルに変質する。
そしてもう一度ドールに着せたとき、この黒いオイルがドールの素材に浸透、定着してしまう。
これが『一度着せて大丈夫だったけど二度目で移った』理不尽な色移りの原因である。
極端な話だが、10回着せて大丈夫な服でも、100回着せて大丈夫な服でも、11回目、101回目に色移りする危険がある。
この性質を知っているだけでも、理不尽な色移りを限りなく避けられるので、ぜひ覚えておいてほしい。

こういったオイルの性質や色移りのメカニズムから、筆者が実施している具体的な対処法を記していく。
参考にしてもいいけどもし移っても仔ドラさんは責任を取りません(「゚Д゚)「

対策1:まずオイルを発生させない
予防策としてはある意味一番大切な方法である。
とはいえ、完全にブリードをなくすことは出来ない為、日々ベビーパウダーでメンテナンスして発生を抑えることが大事である。
(特にTPEは)素材の温度が上がるとブリード量、頻度も増える傾向にあるため、夏場はメンテナンス頻度を増やすほうがよいだろう。特にシャワーのあとは必ずパウダーすべきである。
また、パウダーを施す時にヘッド全体(顔ではなく文字通り、後頭部なども含むヘッド全体)にも塗布する事で、ウィッグネットからの色移りの危険も下げる事が出来る。

対策2:着せる前にパウダー
上の対策と似たような内容ではあるが、色付きの服を着せる前にパウダーを施すというもの。
面倒と思うかもしれないが、事前に肌の上に浮いているオイルをパウダー除去する事によって、色移りの危険を下げる事が出来る。

対策3:インナーを用意する、裏地を付ける
これは衣服側から行う対策である。白の長袖Tシャツなどを用意し、色のついた服の下に着せる事で、色付き衣装にオイルが染み込む危険性を下げる。
この際、シャツの胸元を縦に切っておくと胸元の開いた服などにも合わせやすいのでおススメである。
※この方法は主に和服を着るときに用いられる手法である。
同様に、白い裏地を服に縫い付ければ同様の効果は得られるが、こちらは要:裁縫スキルなので習得する人は頑張ってください(´・ω・`)

対策4:使った衣装は必ず洗濯
こちらも衣服側の対策。前述したように原因になるオイルは不揮発性なので、オイルが付着したままにしておくと次に着せたときに移る危険がある。
とはいえ洗濯すればオイルはほぼ落ちるので、着せたら必ず洗濯するというルールを守るだけで理不尽な色移りの危険は一気に下がる。

対策5:白しか着せない
主に保管時。根本的に着せない保管でもいいが気になる人は白い服や布で保管する。
仔ドラさん的には男物の肌襦袢(長襦袢の方)がおススメ。袖通して重ねて腰紐で絞めるだけのお手軽御着替えで首から足首までフルカバー!(「゚Д゚)「
しかも大きめサイズを用意すれば、おはしょりで高身長~低身長までどんなドールでも着れる!( ゚Д゚)ファンタスティック!
足首から先だけは出てしまうので、ここは靴下などでカバー。

第五項 まとめ

  • 色移りは避けて通れないもの。危険性を限りなく0に近づけることは出来るが、0にはできない。
  • 色移りの原因はおそらくオイルブリード。こいつを発生させない、服に付けない事が対策の第一歩。
  • オイルは自然蒸発しないので、一度着せた服は必ず洗濯。
  • 移ってもあわてず騒がず治療しましょう。避けられない危険なので、治療アイテムは前もってキープすると吉。

このレポートは仔ドラさんが過去の事例や薬品の成分、効能などを基に行った独自の研究、調査に基づくものであり、推論と仮説を重ねたものである。
科学的な調査、研究。及び検証を行ったわけではないので、参考程度にとどめる程度にして頂きたい。
今のところ矛盾はないと思いたいけどもうだれか研究して論文発表して(´・ω・`)

読んでもわからないときや質問は仔ドラさんまで直接ご連絡ください。
ここまでお読みいただきありがおーございました(「゚Д゚)「

https://twitter.com/chil_d_ragon

感想

以上、ここまでが仔ドラさんからのレポートでした。いや~圧巻の熱量ですね。

長年ドーラーさんやっている人にとってはお馴染みの話や、経験的に同じように感じている部分もあったかと思いますが、こうして文章に書き起こしてもらうと、あらためて腑に落ちる部分もあったのではないでしょうか。

また、同じ事柄でも別の人が語ると違った側面から見ることができ、受け手側も十人十色なので、様々な人にじゃんじゃんばりばり情報発信して頂きたいところです。

今回ぼくがこのレポートから受け取った内容をざっくりまとめるとこんな感じでしょうか。

  1. オイルブリードによって染料が溶け出し、もう一度吸収することでラブドールの肌へ色移りが発生するため、吸水性の高い服は色移りしやすい
  2. ベビーパウダー等でオイルブリードを抑制したり、オイルの付着した衣服の洗濯は色移りの予防に繋がる
  3. 色移り除去の手段はワセリン、ハイター、過酸化ベンゾイルといったものがあり、その効果はここに列挙した順番どおりである

1についてはララドールで実感しています。

上下セットで2万円くらいするなかなかお高いセーラー服がお気に入りでいろんなドールに着せていたのですが、何年もの間、色移りしたことはありませんでした。

それはもちろん、内側に白い肌着を着せていたからというのもあるのですが、ちょっと襟元が首に触れたり、袖口が手に触れる部分などはそのままにしておりました。

それでも色移りはなかったため、「やはり高いセーラー服は違うな!!」などと調子にのっていたのですが、シリコンドールが着ているセーラー服を脱がして、ソフビ製のララドールへ着せ替えたその翌日、上の写真のとおり、色移りしてしまったのです。

当時のシリコンドール(アルテトキオ)はオイルブリードがかなり多いほうで、そのオイルが袖口に付着していたのではないかと思っています。

2のベビーパウダーについてもたしかに色移り抑制効果があると感じていますし、事実、ぼくはめっちゃパウダー消費するほうなので、そもそも色移りの経験自体がほとんどありません。10年以上ドールさんいじくりまわしてるのにw

…なのですが、TPEに限っていえばパウダーのしすぎはよくない感じがしています。うちでお迎えしたTPEドール3体(65cmも入れれば4体か)すべて表面がカサカサになるのがやたら早く、そのせいで膝やお尻に穴が空いてしまったのではないかなぁ…と勘ぐっています。
(よって5体目のTPE娘はパウダーをほとんどせずに様子見しています)

3のワセリン、ハイター、過酸化ベンゾイルの中ではハイターしか使っていないので詳しいことは語れませんが、ハイターは間違いなく肌にダメージを与えます。

これはハイターを7日間連続で試した結果ですが、色写りは除去できるものの、表面のべたつきがひどく、コーティング的なものが剥がれたような肌触りになりました。もしかしたら注油しながらだとマシかも知れませんが、試してはいないので何とも言えません。

また、もうひとつ、クレンジングオイルも手軽な色移り対策として使われていると思いますが、これまた表面を削っている感覚がありますw うちでは強力タイプ?とかいうのを使っているせいだとは思いますが、クレンジングオイルを塗るとぼろぼろと消しゴムのカスのようなモノが出てきて、汚れも色移りもバリバリ取れるのですが、めっちゃ肌に悪そうwww

なので、クレンジングオイル使うにしてもやさしめのやつがあるハズなので、そちらを選んだほうが良いと思います。

あと最後に、ぼくは試していないので、あくまでクチコミレベルの話ですが、評判の良い色移り対策品を貼っておきます。

■色止め剤


色移りしづらくなるけど、使い方がけっこう手間らしい。

■歯磨き粉


一説には過酸化ベンゾイル並に色移りが除去できるとか。歯磨き粉なら何でも良いわけではない模様。
ただ、これ、主成分を見ると重炭酸ナトリウム(=重曹)と炭酸ナトリウム過酸化水素化物(≒酸素系漂白剤と同じ成分?)っぽいので、まずはそのへんで売ってる重曹や酵素系漂白剤使ってみよー、と思いつつ、ほしいものリストに入れたまんまです。

■過酸化ベンゾイル
https://osakadou.cool/products/s?k=%E9%81%8E%E9%85%B8%E5%8C%96%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%82%A4%E3%83%AB

ニキビ薬なんだけれど日本ではまだ認可されていないので、買うなら個人輸入になります。
………と思ったんだけど、ベピオゲル2.5%という名称で認可されてるっぽいですね。市販薬はこれから出てくるのかな?

Amazonで売っている↓これ(TPEラブドール専用脱色剤)も中身は同じだと思われる。

薬事法的にアウトな気がするけれど、人間が使うわけじゃないから良いのかな?よくわかんないw
少なくとも脱色剤のAmazonレビューは参考になると思います。

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COMMENT 9

とも  2020, 12. 05 [Sat] 19:25

すごく勉強になりました

私は、一度着たドールの服は必ず洗濯してます。
そして、同じ服を10時間以上着せないようにしてます。
(最長一晩という決まり)
その結果、今の所はカツラでの色移りしか経験してません。
服は大丈夫。
でも、油断すると色移りしそうなので、こうした情報はありがたいです。
予防に注意できますね。

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ジジの落書き(仮)  2020, 12. 05 [Sat] 20:21

To ともさん

カツラで思い出しましたが、水泳帽の上からウィッグを付けた状態でもゴムの黒色が水泳帽に色移りするので、オイルブリード関係なく色移りするものだと思っていました。

…でも考えてみたら、うちは初期からシリコンと布製が共存しているので、使いまわしたウィッグだったかも知れず、そのときオイルが付いていた可能性も否定できないんですよね。

今後はオイルの付着にも気を使おうと思いました。



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マントヒヒ  2020, 12. 06 [Sun] 01:45

7000文字書いて推敲して……とんでもなく時間がかかったと思われます

仔ドラさん、お疲れさまでした

色移りは1/3ドール(ドル○ィード○ーム)ではるか昔から先人たちが試行錯誤していましたね

2秒で色移り、白でも色移り、などなどドル○ィーの逸話は数知れず

このレポートを読んでから1/3ドールの色移りの数々のブログを読んでみても参考になるかもしれませんね

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ジジの落書き(仮)  2020, 12. 06 [Sun] 11:53

To マントヒヒさん

そういえば頭にサランラップ巻いて色移り防止するのも1/3ドールのブログで学んだ気がします

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ツヅミ  2020, 12. 06 [Sun] 17:53

オイルブリードなら布やソフビの色移りは何故…?
と思ったけどジジさんのブログで、腕枕とかしてるとぬい系でも色移りする的な話(あやふや)聞いて、
原因はやっぱり油なんだなって思った覚えがあります

ソフビも触った時の手脂が色素分解してるんですかね

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ジジの落書き(仮)  2020, 12. 06 [Sun] 19:58

To ツヅミさん

ソフビは可塑剤(アルコール等)を使って柔らかくしているのでブリードがあるんですよねー。
https://paraboxshop.jp/contents/ja_JPY/body_iroutsuri

布と布の色移りについては↓これが初体験で、
https://blog-imgs-99-origin.fc2.com/l/a/l/laladoll11/20170822_type130plus_01a.jpg

このときは単に布同士でも色移りするんだ~くらいに思いましたが、うちはドール間で衣装を共有しているので、シリコンやTPE触った手で着せ替えをしてしまった説も否定できません

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仔ドラ  2020, 12. 07 [Mon] 17:30

仔ドラさんのレポートは先人たちの屍の上に成り立っています(「゚Д゚)「(言い方)


あくまでラブドールオーナー向けなのでTPEとシリコンを主軸にしたレポートを書きましたが、服同士の色移りに限って言えば実は他にも色々な原因が……(´・ω・`)
その辺も加味すると、ソフビやぬいさんに起きる色移りには
・オーナー様の皮脂や汗
・水分(特に梅雨期の湿気)
・摩擦
・服そのものの経年劣化(経年で堅牢度が落ちる)
このあたりかとは思いますが詳しく書くと長くなるのでry

余談ですが、レポートの実執筆時間は3時間ぐらいです。息抜きと称して実況動画とか見てたから数日かかるのもしょうがないね!( ゚∀゚)

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ジジの落書き(仮)  2020, 12. 07 [Mon] 21:35

To 仔ドラさん

ご寄稿ありがとうございました(`・ω・´)ゞ

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杉やん  2020, 12. 07 [Mon] 21:39

参考になります。

自分もいろいろ色移りを経験しているので参考になります。職人メイクですがホームページを新たなに新しいアドレスで開設したハルミデザインズさんが所属のメイクアップアーティストによるほんのり化粧を3,500円の価格でオプション設定しているようです。あと木偶の坊さんでは「キューティ系のドールアイテムですが、今後の社会情勢や動向等を鑑み新たに制作を
する予定は現状ございません。」との返事を貰いました。

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